さようなら愛子堂

aikoファンの聖地として慕われてきた愛子堂が閉店となりました。正確に言うと、新星堂町田東急店が閉店となり、そこに設けていたaiko押しのコーナーも無くなったということです。
ブログ→twitterと情報発信の手段が移り行くのを横目に、未だウェブサイトで公開しているアクアなチラシの裏はもはや「泡のようなサイトだった」化していたのですが、このサイトを見てaikoファンが聖地巡礼をしようと町田に来て愕然としてしまっては申し訳ないので、愛子堂の閉店を記事にすることにしました。
ここに来られた方が今更愛子堂って何？ってことはないかも知れませんが、詳しく知りたい方は以前の記事"愛子堂"を参照ください。

2014/07/30　20時〜21時（閉店）までの愛子堂の様子を紹介します。
といっても管理人の代わりに実際は娘を送り込んで、写真を撮ってきて貰いました（管理人はラッキーなことに夏期休暇中でして、愛子堂最終日の昼間に訪れることができたのですが、不覚にもカメラも携帯も忘れるというどじな奴です）。なので娘の体験を代わりにレポートします。

まず新星堂入り口ですが、aiko関係のディスプレーは健在です。写真奥にaikoのポスターが見えますが、あそこにはニューアルバムの「泡のような愛だった」の展示スペースが設けられていて、ただでさえaikoの展示が場所を占めているのですが、現在は新星堂入り口の2/3はaikoスペース化しています。

正面ディスプレーの裏側に回り込んでみても、もちろんaiko一色です。

aikoのCD売り場ですが、本日最終日ということで、品切れが多く見られました。そのなかで娘が一枚買ってきてくれました。持っていないCDは数枚しかない中で、よくぞ持っていないのを買ってきたと思う。

aikoへのメッセージを投函するポスト。今日は愛子堂へのメッセージが投函されていたのではないでしょうか。
ポストには投函できなかったけど、愛子堂（歴代）スタッフの方、お疲れ様でした。そしてワクワクする空間を作ってくれてありがとうございました。

ポストの箱には、aikoが来店したときに描いていったイラストが・・・。
aikoが来店したときにいろいろなところに描いていったそうです。
まるでディズニーランドの隠れミッキーのようですね。もっと早く知っていたら、探し回りたかった・・・けど40代男子（というのもはばかる年齢）だと、なかなかそういうことをするには勇気がいる。あと20年経てばぼけていると思われて許されそうだけど。

閉店間際まで名残惜しむaikoジャンキーが詰めかけていました。中には大阪からわざわざ来られていた方もいたそうです。

aikoや愛子堂の話で盛り上がっているaikoファン。CDショップで見知らぬファン同士が話すなんてあまりありませんよね。こういう場がまたできると良いですね。

最後に残っていたaikoジャンキーと店員さんとで記念撮影会。
楽しそうだなぁ〜。こんなことなら管理人本人が行くべきだったと思う反面、娘だから馴染んだものの、管理人では確実に浮いてしまっていたことでしょう。娘には写真を数枚頼んだのですが、なかなか戻ってこないと思ったら、お兄さん・お姉さん達にすっかりお世話になっていたようです。とっても楽しかったと帰ってきました。

写真について、当サイトでは通常ぼかしを入れて掲載しているのですが、この写真にぼかし入れたら雰囲気がうまく伝わらないのでそのまま掲載しました。ご都合が悪い方は連絡いただければぼかしを入れさせていただきます（娘がこのサイトに載せると、宣伝＆了承宣言したようですが）。

愛子堂閉店はaikoファンにとって残念な知らせですよね。
熱意ある店員さん達によって代々引き継がれてきた愛子堂。訪れてみるとその熱意がビンビン伝わるからこそ、aikoファンに愛されてきたのではないでしょうか。

閉店時には「約束」がかかったそうです。歌詞のように、いつかまた元気に会える日が来たらうれしいですね。オーナーでもない店員さんですので復活させるのは難しいと思うのですが、そのときは微力ですが少しでも応援できたらと思っています。

余談ですが、復活したら巡礼者の方々はぜひ町田の知る人ぞ知る町田仲見世商店街に足を運んでいただければ、町田を楽しめるかと思います。超細い通りで怪しい雰囲気満点なのですが、食べ物屋やテークアウトできる店があって、聖地に集まる巡礼者向けの屋台の気分が味わえますよ。