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昨年お台場で開催されたECO-AQUA 海の学校ですが、今年は場所を横浜赤レンガ倉庫に移し、「横浜ECO-AQUA 海の学校2011」として2011年9月23～25日に開催されました。
まず紹介するのは、レイアウト水槽ディスプレイコンテスト 「第2回 A-1 Grand Prix」。
 ここは写真のようなガラス張りの部屋の中に水槽が展示されており、入場券を持っている人が1回だけ入場できて投票する仕組みです。
それでは60cm部門の作品から紹介します。
 こちらはUWS ENTERTAINMENT 磯辺さんの「colors」。
白の爽やかさを基調とし、青と緑の球体がポイントとして加わったすっきりとしたレイアウトです。
投票用紙に記載の審査ポイントには、(1)見た目のインパクト、(2)タイトルとの統一性、(3)創造力、(4)レイアウトの技術力、(5)完成度とありますので、タイトルをもう一工夫したほうがピンときたかもしれませんね。
 次は国際ペットワールド専門学校の作品、「棲み家 -our home-」。
とても作りこまれた作品で、水草の勢いを感じます。
 次の作品はSeal actの「秋の空へ」。
細い枝と細い葉形が、秋の涼しげな印象にピッタリです。そして秋の空へ届かんばかりに高くレイアウトされた流木の勢いに圧倒されます。
 こちらはUWS ENTERTAINMENT 西名さんの「T♥ YOU」（たいようと読みます）。タイトルが凝ってますね。太陽に向かって木がそびえたつようなレイアウトです。
 こちらは東京コミュニケーションアート専門学校 小澤さんの「二つの季節」。
左側が秋で、右側が夏でしょうか？それとも季節が移り変わりつつあることを表現しているのでしょうか。
中央に飛び石状に配置された石が印象的な作品です。
 こちらは国際ペットワールド専門学校の「水草が支える命 ～Life～」。
こちらもよく作りこまれた作品です。勢いのある水草の中を泳ぎ回るテトラ達が、タイトルにピッタリの感があります。
こちらは東京サンマリン 浅野さんの「水洞」。低めの水槽の中に背高の水槽が逆さに置いてあり、背高水槽の中には水が満たされています。どうやって水を入れたのでしょうか？ちょっと考えてしまいます（中の空気を抜いていくのかな？）。この背高水槽が黒色のため、洞窟/洞穴を連想させます。この洞のなかにも水草が植えられており、グラミーと写真には写りませんが、トランスルーセントグラスキャットが泳いでいて、ムードを盛り上げています。
 こちらはUWS ENTERTAINMENT 濱津さんの「tomodachi」。
レイアウト全体の印象は昨年展示されていた作品に少し似ている感があります（テーブル状の石の感じが）。
ところでtomodachiのタイトルは何を指しているのか…
 なんと、カエルのミニチュアの前にコリドラスたちが並んでいて、まるで井戸端会議を開いているかのようです。これだったのか～。
白い砂の部分に秘密がありそうですが、特に水が噴き出しているようには見えませんでした。間欠なのか、それとも故障していたのか、それとも少しずつ流していたのでしょうか？
 こちらはTOJOの「一滴の水から」。
一滴の水が集まってこのような水景を作り出しているということなのか、球形の水槽を一滴の水に模しているのでしょうか。
とても見栄えのする作品でした。
 こちらはアクアステーションピュア 山川さんの「The LIFE」。
ワイルド感が正に生命を連想させる作品です。
以上が60cm部門となります。
管理人のお気に入りはベストショットが撮れた「tomodachi」でした。さて10作品がそろった激戦区を制したのは、どの作品だったのでしょうか？
（記事作成 '11.9.24）
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