2009 ジャパンペットフェア　その8　

いよいよ（やっと？）終盤戦となります。それではテトラブースの紹介に行きます。

テトラブースは遠目から見てもテトラブースと分かる青と黄色をベースにしてあり、餌が大量に展示されていました。お楽しみの試供品ももちろん配っていました。
ここでは目新しい器具を紹介することにします。
こちらはまだ発売されたばかりの、　テトラUVパワーフィルターUV-13AXです。
名前からもだいたい想像が付くと思いますが、UV殺菌灯内蔵の外部フィルターという新発想の製品です。
水を綺麗にするためのバクテリアを育てるフィルター内に、バクテリアを殺す殺菌灯を内蔵するのはなかなか大胆な発想です。もちろんろ材にはUVを照射しないので、ろ材のバクテリアには影響はないはずです。
メリットは殺菌灯を別置きでなく一体型としたことで、設置に要するスペース削減と接続ホースを減らせるため見た目スマートに設置できることが挙げられます。
UVランプを点灯させるとキャニスター部が蛍光緑に妖しく光り、作動中であることが分かるようになっています。この光はUVランプの直接光でなく、UVカットガラスを通過した光ということで、人に対して安全と謳っています。もちろんキャニスターのプラスチック劣化防止にもなっています。写真は点灯した状態ですが、テトラのマークがなかったら色合いからエー○イムの外部フィルターと間違えそうな気が･･････。
UV-13AXのスペックは以下のようになっています（殺菌灯は13W)。

このUV-13AXの登場により、UV殺菌灯を使用してみようかなという人が増えるのではないでしょうか。
一つ注意事項を挙げるとしたら、それまで水中フィルターも殺菌灯も使用していない小型水槽に設置する場合、熱源が結構増えることになるので、夏場の水温上昇が心配されること。その場合ファンかクーラーが必要になりますが、それだったらいっそのこと同じくテトラから発売されているクールボックスも合体させれば、小型水槽の機器類がとてもすっきり設置できることになります。そうすると便利な反面、機器点数が増えることによる故障がちょっと怖いかな。でもこのような新しい発想のものが現に発売されるということは、クーラー・UV殺菌灯内蔵パワーフィルターもいつかは発売される日が来ることでしょう。

バイオホイール付きの外掛けフィルターであるBW-200は以前から発売されていますが、それの小型版となるBW-100が展示されていました。
BW-200はメーカー推奨60〜75cm水槽用ですが、BW-100は30〜45cm水槽用となります。
バイオホイールとは何ぞやという方もいると思いますが、同じくテトラの外掛けフィルターであるワンタッチフィルターOT-30用オプションであるローリングサンダーと同じようなものと言えばぴんと来るのでは？水流によりクルクル回るスポンジが、ウェットとドライの状態を繰り返すことにより、ろ過効率が高いことを謳い文句にしています。
一人寂しいとき、このホイールが回っているのをじっと眺めていると、癒されるのかそれとも寂しさが益々募るのかは分かりませんが、それはさておきウェット＆ドライの強力なろ過に賛同される方は注目してみてはいかがでしょうか。

津路薬品工業

観賞魚用魚病薬であるハイートロピカルなどトロピカルシリーズで有名な津路薬品工業ブースに立ち寄りました。
もちろんトロピカルシリーズも展示されていたのですが、その他の製品を紹介します。
こちらはアクア・シャイニングというバクテリアにナチュラルパウダーを配合した製品です。穏やかなpH安定、硝酸の無害化、吸着作用で水が輝く、脱臭などの効果があるということです。

一方こちらはリヴァイブと言い、カルキ抜き、ビタミン補給、天然ポリフェノールによる殺菌・除菌効果を謳っています。
魚病薬については効果のある成分の配合量が明記されているのですが、こちらの2点については、どんな成分がどのような効果をもたらしているのかが良く分からないので、もう少し説明があったほうが安心して使用できるかなと思います。魚病薬メーカーが開発したマジメな製品というのを前面に押し出して、訳のわからない作用を謳っている製品との差別化を図るのがポイントのような気がします。

説明員の方に、「そういえばトロピカルシリーズというとカモーンってポーズのイメージガールで有名ですよね」と伺ったところ、ご本人が昨日このブースに来ていたとのこと。それに説明員の方はなんと旦那さんのようでした。「昨日でしたら会えたのですね。それは残念です。」と話したら、でもあの写真は○年前の写真ですので･･････。なんて話で盛り上がってしまいました。
家に戻って、津路薬品工業のサイトを見たところ、あの方は代表取締役なのですね。それに今でも充分お綺麗です･･･。イメージガール満載の津路薬品工業のサイトは一見の価値がありますよ。

Zicra

どちらかというと狭いブースなのですが、アクア関連商品からオリジナルグッズまでブース内一杯一杯商品を展示していて、活気あふれるブースでした。

展示水槽も凝ったもので、訪れた人たちを癒してくれます。
一見無駄なスペースのようですが、こういうところにも力が入っていると、何となくメーカーの気合いの入れようが見て取れる気がします。
Zicraブースの展示品はZicra water、ろ材、餌等が展示されていましたが、管理人の気を引く新しいものは特に展示されていませんでした。

（記事作成　'09.04.09）

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